どうも、こんばんは。
先日、リアサスのほうもとりあえずひと段落ということで、マフラーに着手することにしました。
ところが、ある物を目にしてしまったばっかりに困難な道を歩むことになってしまいました。
それは、4月16日に発売した「カスタムピープル」です。
そこで取り上げられたCBX400F、フロントは倒立フォークにリアはプロアーム、外装もアルフィンカバーやシングルシート等、まさにドストライクのカスタムでした。
マフラーはチタンのワンオフの4→2→1の左出しでした。
やっぱりプロアームには左出しなのか・・・
よし!やってやる!!
そんな思いつきで左出しにすることになってしまいました。
そうは言っても一般的にマフラーの加工というと「溶接」という壁が立ちはだかります。
うちには溶接機なんか無いし、やったこともありません。
じゃあ、どうするんだ・・・
マフラーをばらしている時にふと思い付きました。
今つけてるサソリスペシャルは、エキパイ4本、2本を1本にするY字が2本、Y字からエンドまでの1本の合計7本がすべて差し込み式で構成されています。
繋ぐ部分と繋がる部分の内径と外径のコンマ何ミリという差で差し込んでいくわけです。
この方法が使えれば、溶接が無くても左出しに出来るんじゃないかと思ったんです。
手持ちのマフラーの場合、Y字パイプから左に振ってやればなんとかなるんじゃないかと・・・
ちなみにY字のパイプ径は約35mmくらい。
オークションを見てみると、いろんなパイ数で角度もさまざまなパイプが出品されていました。
そこで目を付けたのが、38パイでした。
外径38mm、肉厚1.2mm、計算上での内径は35.4mmです。
このパイプなら差し込める!!ということで、次は曲げの角度です。
型紙で50度、60度、70度、80度の曲げ型を作り、バイクにあてがってちょうど良い角度を見つけ出す。
オイラが選んだのは50度と70度。
コレを2本づつ頼んで製作することにしました。
そして今日の朝から作業開始。
まずはY字から左に振るために70度のパイプを差込みます。
読みどおりドンピシャの内径でした。
次に70度と50度のパイプの連結です。
Y字のカットしたパイプを互いのパイプの内径に差し込んで連結、アルミのL字アングルでスプリングフックを作ってスプリングで引っ張って固定しました。
念のためにパイプ差込み部分にはマフラーパテを塗っておきました。
そんなこんなで長さや角度を調整、サンダーでパイプを切ること数回、夕方の4時頃なんとかカタチになりました。
エンド部分のパイプが長いので、近いうちにショート加工します。
プロアームともギリギリで逃げていて当たることは無いです。
思いつきで作ったマフラーステーも他には無い形で気に入ってます。
でも、ショート加工したらまた作り直しだ・・・
ちなみに右側はこんな感じ
かなりすっきりしました。
プロアームも強調されてます。
やっぱりこうでなくっちゃ!!
こうなってくるとタンデムステップが邪魔ですね・・・
切っちまうか・・・
どうせタンデムしないし・・・
今後の課題ですね。
現時点で排気漏れは無し。
エンドパイプをショート加工したら試運転をしてフォーサイトと合体させます。
あ~良かった、カタチになって。
理想のスタイルにまた1歩近づきました。